奥日光の自然情報を中心に、日光の最新の話題、さらに日光自然博物館のイベント情報を、カテゴリー「新・山の上からこんにちは」の記事として毎週金曜日にお伝えしていきます。
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今朝の天気は晴れ、気温は2℃です。(8:00時点)※下記の情報は1月14日(水)時点のものです。
今回は今月から3月にかけて複数回実施される、戦場ヶ原ガイドウォークの下見を兼ねて、戦場ヶ原に行ってきました。今月11日に到来した寒波によって雪がたっぷり積もった厳冬期らしい戦場ヶ原の様子をお伝えしていきます。
赤沼駐車場を発着点にして、片道約40分の位置にある展望台までを往復してきました。コースを通して30cm前後の積雪がありましたが、踏み跡がついているのでスノーシューを着ける必要は無く、あればチェーンスパイクを着けると安心といった様子です。(展望台付近のみ木道が露出している箇所があるので、適宜スパイクを外して通行をお願いします)
木道入口までの水路や湯川沿いでは川岸や中州、流木などに氷ができていました。寒波の際には-10℃以下の厳しい冷え込みになっていたはずなので、もしかすると、数日前までは川を覆うように氷が張っていたのかもしれませんね。
相当な寒さだったんだろうな~と他人事のように歩いていましたが、いざ展望台に到着するとこの日も開けた湿原部は極寒でした!!
時折10m近い風が吹き、雪の多い日本海側気候の影響を受ける湯元方面からは雪が飛ばされてきて、湿原内の雪が巻き上げられ地吹雪が起こるなど、厳冬期らしい荒れ模様でした。
とてもじっとしてはいられませんが、荒れ模様だからこそのカッコいい景色を堪能できました。
他にも、強風によって雪が雪面を移動することで、風紋と呼ばれる模様が出来ていました。
日本庭園の様な縞模様や、里山の棚田を彷彿とさせるような連続した段差などバラエティ豊かな自然の造形美が楽しめました。
強い風が吹いていれば、刻一刻と形が変化していくものなので、生き物と同じようにその日・その時ならではの出会いなんです。今回は気象に関連する景色について多くの出会いがありましたが、気象以外にも自然界の様々な物が影響して形作られている奥日光の景色の奥深さを感じる事が出来ました。(鈴)
戦場ヶ原ガイドウォークでは、今回紹介したその日・その時の景色について解説したり、野鳥、動物の痕跡など様々な自然物との出会いも期待できます。上着やスノーブーツを始めとした装備品のレンタルサービスも充実していますので、初めてという方もぜひご参加ください!