日光自然博物館

BLOG 戦場ヶ原からこんにちは

2026.03.13
新・山の上からこんにちはvol.653

奥日光の自然情報を中心に、日光の最新の話題、さらに日光自然博物館のイベント情報を、

カテゴリー「新・山の上からこんにちは」の記事として毎週金曜日にお伝えしていきます。

 

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今朝の天気はくもり、気温は-4℃。(8:00時点)※下記の情報は3月11日(水)時点のものです。

 

今回は湯滝~光徳入口まで歩いてきました。

地図上の青い太い線のコースです。 ×は現在通行止め

湯滝駐車場は冬季閉鎖中のため、湯滝入口バス停からお越しになることをおすすめします。

 

このコースをこの時期歩くのは、奥日光に来たての頃以来でした。

加え、冬はアクセスがしにくくなるので、湯滝を見ること自体も久しぶりだったんです。

 

そんな期待を裏切らず、迫力のある音、大きな滝幅が視界いっぱいに入りました!!

やっぱりかっこいい滝だなと、奥日光に来た当時の湯滝を見て感動した気持ちを思い出しました。

今回はその当時には見られなかったあるものを発見したんです。

滝横にせり出している枝

 

しぶき氷です。

木や岩などに強風で水しぶきが付き、それが凍るとこのような芸術的な見た目になります。

奥日光だと、中禅寺湖が有名ですよね。

おそらく滝の水しぶきが、周辺の枝や、滝つぼの倒木などにつき、それが繰り返し成長したのだと思います。

 

滝つぼの倒木

 

最近は気温がプラスになることも多かったので、残っていてくれてとてもラッキーでした!

 

まだまだ冬景色だな・・・と思っていたところで、春が近づくのを感じる声も聞こえてきました。

 

ミソサザイです。

日本最小といわれる鳥なのですが、滝のすさまじい音を突き抜けて聞こえてくるほど大きく美しい声で鳴きます。

今回聞いた声は、「さえずり」といって繁殖の時期に縄張りを主張したり、メスにアピールするために出す声なんです。

そのため基本は春ですが、ミソサザイは少し早くまだ雪が残る頃から鳴き始めます。

まだまだ寒い雪のなか、この大きな声が聞こえると春が近づいてきているなと感じます。

 

先に進んだミズナラの森では、こんな鳥に出会いました。

模様が樹皮にそっくりな鳥。どこかに潜んでいます。見つけられますか?

 

正解はキバシリ!

すぐそばの木の根元辺りにいたのに、エサを探しながらあっという間に上まで登っていきました!

名前の通り木を走っているようなすばしっこさですが、葉がない今だからこそ上の方にいてもしっかり観察できました!

 

今回は冬の良さも感じつつ、着実に春が近づいていることも感じられました。

時期ならではの景色や生きものの様子に気付くと、終わってしまう季節を切なく感じたり、次の季節を楽しみに感じたりします。

人生に深みを付けてくれた自然は素晴らしいなと強く感じました!

 

 

→日陰は木道が見えない箇所もあります。         →日向では雪が解けて、滑りやすいのでお気を付けください。

 

今回のコースは、全体を通して雪が残っているため、防水や防寒の靴のご用意があると良いと思いますよ!

(あかりん)

 

 

~おまけ~

このコースは、戦場ヶ原も通るので広大な絶景も楽しめます!おすすめです♪

 

 

3月のイベントの募集もまだまだ行っております!

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