日光自然博物館

BLOG 戦場ヶ原からこんにちは

2026.03.08
小田代原、残り雪の様子は

週初めの3月3日(火)には、奥日光でも重たい雪が1日降りました。

戦場ヶ原周辺でも20cmは積もりましたが、特に戦場ヶ原・小田代原周辺は落葉広葉樹が多いため冬場は日当たりが良いせいか、雪解けが進んでいます。

 

今日は周囲3kmの小田代原の遊歩道をぐるりと1周、主に足元の様子を見に行ってきました。

 

◆小田代原

3月8日の午前中は強い風に雪が舞っていました(風花かざはな、栃木の方言でふっかけというアレです)。

木の着雪は風ですでに飛んでしまい、湿原や林内、遊歩道の積雪も、日差しの温かさで地面に近い方から溶け始めていました。

 

小田代原をぐるりと囲っている木道は、場所によって雪の残り方が異なります。

 

 

◆小田代歩道~道路

 

◆小田代原→泉門池の分岐周辺

道の端がどこなのかわからないほど多めの雪が残っていましたが、踏み跡は固くなっているため、ずぼっとはまることはなさそうです。

しかし、ふっかけのせいで1cm足らずの新雪がうっすら積もっており、その下に隠れた氷との間でかなり滑りやすくなっている場所も。

靴底が滑りにくい登山靴やスノーブーツ、加えてチェーンスパイクのようなすべり止めをご持参いただくのをオススメします。

 

ここのほか、小田代原展望台から200m程度の景色が開けている部分、小田代原→小田代歩道までは同様に雪多めの状況です。

 

 

 

昨日も今日も極寒コンディションでしたが、日差しもあったため、日当たりの良い部分では意外と雪は少なめ。

 

◆小田代原の展望台から徒歩10分以降

ここから小田代原を左回りに半周ほどは似たような状況のため、無理のない範囲で一旦チェーンスパイクを外して歩きたいところです。

 

ちなみに、日当たりが良い木道で、このようにまばらに氷の層があるところや、薄めの氷雪が張っている場所は、要注意!

氷雪が木道にくっついていた部分が、日差しによって溶け、氷が木道の上を滑っていくのです。

つまり、踏んだ氷まるごと滑って転倒するリスクが高いということ。

これはチェーンスパイクをつけていても避けられない(スパイクの爪が食い込んだ氷そのものが滑るため……)ため、より厚い氷雪か木道が出ている場所を歩きつつ、十分に気を付けてください。

 

 

遊歩道の積雪の様子まとめ(赤=少なめ~木道が出ている、青=雪多め)

 

 

 

おまけ

数年前のズミの実が大豊作だったときには、翌年の春になっても黒っぽくカピカピに乾いた「ドライフルーツ」をよく見かけましたが、今年は獣たちや冬鳥たちがせっせと食べたのでしょう。実自体はあまり多くは見かけず、ヘタが残っているのに気付きました。

そんな木の下をみると、消化されなかったズミの種が入った鳥やテンなどのフンをたくさん見かけるので、実を食べさせて種を運ばせる作戦、一応成功かな……?もっと遠くに運んでほしいような……?(きょんきょん)