日光自然博物館では、令和8年4月から、自然解説員として新たに3人を迎えました。
これから、どうぞよろしくお願いいたします。
今回は研修として、戦場ヶ原を歩き、その様子を3人の合作記事でご紹介します。
お楽しみください。
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4月14日に自然情報収集研修として、湯滝-赤沼間を歩いてきました。
歩道の状況は残雪・ぬかるみ等は見られず、問題なく散策することができました。
駐車場から湯滝までの道中では、カラ類のさえずりが聴こえ、滝に近づくにつれて水音が大きくなってきました。
湯滝に到着!下から見上げる湯滝は青空に映えてとても綺麗でした。
周辺を散策しているとカワガラスを発見!
なんと、今回は運良く潜水してエサを獲る様子が観察できました。
大迫力の湯滝ですが、一度立ち止まって辺りを見回し、耳を澄ませてみると、思いもよらない出会いがあるかもしれません。
皆さんも周囲を注意深く観察してみてはいかがでしょう。
(大)
続いて、泉門池付近まで歩いてきました。
歩いていると足元になにやら茶色い物体が落ちていました。アズマヒキガエルです。
この写真は「抱接(ほうせつ)」と呼ばれる行動で、この時期は繁殖のため2匹がおんぶしている姿がよく見られます。
勘違いしがちですが、おんぶしている二匹は親子ではなく、上に乗る小さいオスと下に大きなメスなんですよ!
今年は例年に比べて川の水量が少ないようで、水位が下がり普段見えない中州や水中にあるはずのヒキガエルの卵も浅瀬に見られました。一方で、周辺ではヒキガエル(通称ガマガエル)同士の繁殖行動である「ガマ合戦」も少し見られ、自然の営みが続いている様子もうかがえました。
奥日光では平地に比べて標高が高いため、季節の進みも遅いのですが、こちらもようやく春の気配が感じられるようになってきました。
(谷)
戦場ヶ原にようやく到達!男体山の雄大な景色が待っていました!
トレッキングを楽しむ方々も見られ、絶好の行楽日和でした。
戦場ヶ原南の赤沼入り口に差し掛かる途中、マガモのつがいに出会いました。木でできたゲートを手前のオスが奥のメスを追いかけるようにくぐっています。
マガモは日本では通常冬鳥ですが、奥日光は冷涼な気候のため、一部の個体は一年を通じて留まっています。マガモのオスは夏に近づくにつれて、羽の模様がメスと同じ茶色になってしまいますので、今のうちに鮮やかな模様の雄を見にぜひ足を運んでみて下さい!
(小)
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