
奥日光の自然情報を中心に、日光の最新の話題、さらに日光自然博物館のイベント情報を、
カテゴリー「新・山の上からこんにちは」の記事として毎週金曜日にお伝えしていきます。
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今朝の博物館周辺の天気は 晴れ、気温は4℃です。(8:00時点)※下記の情報は4月15日(水)時点のものです。
最近は昼間の気温が15℃を超える暖かな日も増えてきましたが、木々の芽吹きや花は少なく景色はまだ淋しさを感じる奥日光。
今回はそんな標高1300mの奥日光を飛び出して日光市内にある標高約1100mの鳴虫山に登ってきました。
今回歩いたコースの憾満ヶ淵から山頂までのピストンでコースタイムは5時間弱、登山口からの標高差は約500mのコースになります。
鳴虫山は日光の中でも古い地質の山で、コース上を歩いていても岩場や岩肌が見られるのが特徴です。
そのため、そのような環境を好むツツジの仲間が多く見られます。
そして、この時期のツツジと言えばの「あの花」を見て来ましたよ!
それは日光の春を代表するお花のアカヤシオ!
アカヤシオは2~4mほどの低木で、葉が芽吹く前に直径5センチほどの目立つピンク色の花を付けます。
気になる花の状態はというと、標高約1100mの山頂付近の群落でまさに見ごろピーク!
花数も多く、この週末は楽しめそうです。
加えて、一足早く木々の芽吹きが始まっていました。(写真はブナ)
山頂付近から眺めた山肌ではアカヤシオのピンクとブナを始めとする木々の新芽の淡い色が美しい景色を作り出しており、つい足を止めて浸ってしまうような美しさでした。
そして、そんな春らしい絶景にうっとりしていると山の斜面から「ヒーッヒッヒッ…ジジ」と美しい鳥のさえずりが。
声の主はオオルリという栃木県の県の鳥にもなっている鳥でした。(写真は過去のものになります)
オオルリは繁殖のため東南アジアなどから日本にこの時期に渡ってくる夏鳥です。
まだ奥日光では確認できていなかったので「いつやってくるかなと…」楽しみにしていましたがもう奥日光の目の前までやってきていましたね。
登山をして心地よく疲れた体に吹き渡る風、眼前に広がるアカヤシオとブナの芽吹きが作り出す景色、響き渡る夏鳥の囀り…
目で見て、耳で聞いて、全身で春の魅力を楽しめる季節となりました!
ついに到来した日光の春を味わってみてくださいね♪
そして、この春の前線は奥日光にやってきますよ!
下りいろは坂の剣が峰から正面に見える岩壁でもアカヤシオが開花していました!!
この調子ならこの春の賑わいはあと一週間もすれば奥日光にも届くはずです!移り変わる日光の春から目が離せないですね!(福)
~コースの注意点~
今回紹介したコースは崩れた岩が足元に点在しており、急な斜面も多いです。
また、途中登山道が分かりにくい場面もあるのでトレッキングシューズをはじめとした登山装備の用意に加え、事前にルートを確認し、計画したうえでお越しください。
おしらせ
日光自然博物館では4月18日より春の企画展「~英国大使館別荘記念公園開館10周年記念~英国野鳥版画展」を開催いたします。
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