日光自然博物館

BLOG 戦場ヶ原からこんにちは

2026.05.08
新・山の上からこんにちはvol.661

奥日光の自然情報を中心に、日光の最新の話題、さらに日光自然博物館のイベント情報を、

カテゴリー「新・山の上からこんにちは」の記事として毎週金曜日にお伝えしていきます。

 

*********************************************************

 

今朝の博物館周辺の天気はくもり 、気温は15℃です。(8:00時点)※下記の情報は5月6日(水)時点のものです。

 

今回は歌ヶ浜駐車場に車を停め、中禅寺湖南岸を歩いてきました。多少のアップダウンのある舗装路を片道40分ほど歩き、狸窪を目指しました。狸窪は湖畔まで降りることができ、大絶景が望めるんですよ!

 

 

入り江になっているため森に囲まれ、人がいないときはこの景色を独り占めしている気分になれます!狸窪までの道中は葉の出ていない木も多いですが、種類によっては芽吹きが始まっており、新緑のトンネルをくぐれるところもありました!

 

芽をだすのが比較的に早いブナとカエデの新緑が目立ちました!

芽吹きたての時期は葉の色が黄みがかった優しい緑色で本当に美しいんです。

カエデとブナをさらに観察すると今の時期しか見られない素敵な発見もありました!

 

ハウチワカエデ

とても小さい花なので普通に歩いているだけでは気づきにくいかもしれません。

深い赤色に雄しべの黄色が映えるとても可愛らしい花で、下向きにまとまって咲きます。

 

下向きのお花を見るのも良し、見上げて視界いっぱいに花を入れるのも良し、蜜を吸いに来るマルハナバチの仲間を観察するのも良しです!

 

ブナの葉にはこんなものがくっついていました!

触るとモフモフ!!

これ実は中に幼虫が住んでいるんです。ブナハアカゲタマバエという虫がブナの若葉に産卵するのですが、その時に虫が分泌する物質の影響で植物の一部が異常な形に変化します。幼虫が安全に育つことができるゆりかごのような存在なのです。

 

今の時期は、視界いっぱいに新緑を入れて歩くだけでも最高です。

しかし、その美しい景色を作り出してくれている個々の植物たちにぐっと近寄って観察してみると面白い出会いがあり、道中の景色もさらに奥深く楽しむことができるはずですよ♪(あかりん)

 

~おまけ~

トウゴクミツバツツジはつぼみが膨らんできています。

今週末~明けくらいから開花が始まるのではないかと思います!