
奥日光の自然情報を中心に、日光の最新の話題、さらに日光自然博物館のイベント情報を、
カテゴリー「新・山の上からこんにちは」の記事として毎週金曜日にお伝えしていきます。
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今朝の博物館周辺の天気は晴れ、気温は2℃です。(8:00時点)※下記の情報は3月24日(火)時点のものです。
今回は歌ヶ浜駐車場から歩き始め大使館別荘記念公園周辺を散策してきました。片道約15分のお手軽なコースです。
(地図上赤マーカー部)
1か月前にも同じコースを歩きましたが、湖越しに見える山並みはまだしっかりと雪をかぶっていることに加え、芽吹きにもまだ早い季節なので大きな景色の変化はありませんでした。
一方、雪はかなり減っており日陰には所々雪が残っているものの歩道上には無く、凍結の心配はほぼありません。
ちなみに、このコースは比較的日陰の場所が多く湖沿いの道では時折冷たい風が吹くので、奥日光の中でも特に冷え込みます。散策の際には一枚羽織るものがあると安心です。
平地ではもうウグイスの鳴き声や桜の便りが聞こえている一方で、奥日光はまだまだ寒そう…と言いたいところですが...
そんな中でも季節の進みを感じる「あのお花」が英国大使館別荘記念公園に咲いていました!
お花の正体は「マンサク」という高さ3~4mほどの低木です。
小指の先ほどの大きさの花でまるで錦糸卵のような見た目の黄色の花びらが特徴です。この面白い名前は、一説には「まず咲く」が転じて名付けられたと言われており、奥日光でも最も早く咲く花の一つです。
長く厳しい冬が終わり、最初に出会えるこの花はみんな開花を楽しみにしています。この花がほころぶと季節が移り変わる合図のように思えて毎年つい紹介したくなってしまいますね!
さらに、お花だけではなく暖かな日差しが差し込んだタイミングには、鳥たちの様子からも季節の移ろいを感じ取れました!
ヒガラをはじめとするカラ類や
(写真は過去のものです)
青みがかった灰色のゴジュウカラ
(写真は過去のものです)
お団子を串に刺したような見た目のエナガなどの小鳥たちが周辺の木々に姿を現し賑わいのある空間を楽しめました。
ただこれは冬でも見られる光景なのですが、カラ類やゴジュウカラなどが時折囀っていたんです。
季節が進み繁殖時期が近づいたことで、行動などが変化してきた様子でした。ウグイスのように分かりやすいものではありませんが、細かい変化に着目すると季節の移ろいがより楽しめますよ!
視界の端々には雪が残り、森の景色もまだ寂しい中禅寺湖南岸ですが生きものたちの様子から感じ取れる雰囲気は春の訪れを予感させるものとなっています。4月1日からは大使館別荘記念公園も営業開始となりますので、併せて楽しんでくださいね。(福)
~お知らせ~
今回紹介した英国大使館別荘記念公園が今年開園10周年を迎えることに合わせて様々なイベントを開催いたします。春にはフォトコンテストや五月祭のなどから始まり開館期間を通して盛りだくさんです。
詳しくは日光自然博物館HPなどでお知らせいたしますのでご確認ください。